エスティマハイブリッド バッテリーリビルト、エンジンオイル&水素カーボンクリーニング施工事例
走行距離24万キロのエスティマハイブリッドにて、ハイブリッドバッテリーのリビルト作業、エンジンオイルクリーニング、水素カーボンクリーニングを実施しました。
ハイブリッドバッテリーリビルト
走行距離が20万キロを超えたエスティマハイブリッドでは、ハイブリッドバッテリーの劣化によるエラーが頻発します。
今回の車両も例外ではなく、事前にテスターでバッテリーの状態を確認したところ、エラー履歴が確認されました。
しかし、エラーはリセットされていたため、原因特定に時間を要しました。
実走行テストを実施した結果、冷却ファンが著しく汚れており、駆動用バッテリーの冷却機能が低下していることが判明しました。
これがエラーの原因と考えられます。
劣化したバッテリーセルを特定し、電圧バランスを調整した上で交換を実施。
リンクプレートの清掃も丁寧に行い、バッテリーメンテナンスを完了しました。
エンジンオイルクリーニング
バッテリーリビルトと同時に、エンジンオイルクリーニングも実施しました。
オイルラインを徹底的に洗浄した結果、アイドリング状態を5分間維持しても、交換したばかりの透明なオイルが維持されるほど、エンジン内部が綺麗になりました。
水素カーボンクリーニング
さらに、水素カーボンクリーニングも実施しました。
これにより、アイドリング時の静粛性が向上し、滑らかな加速を実現しました。
使用バッテリーと保証
今回のリビルト作業では、2年保証付きの高品質なリビルトバッテリーを使用し、全てのバッテリーセルを交換しました。
エスティマハイブリッドのメンテナンスについて
エスティマハイブリッドは、大人数での乗車と優れた燃費性能を両立する人気車種ですが、バッテリーの劣化に伴い燃費が悪化する傾向があります。
バッテリーエラーが発生する前に定期的なメンテナンスを実施することで、トラブルを未然に防ぎ、結果的にコストを抑えることができます。
定期的なメンテナンスのおすすめ
今回の事例のように、走行距離が20万キロを超えたエスティマハイブリッドでは、ハイブリッドバッテリーのメンテナンスが特に重要です。
バッテリーエラーが発生する前に、定期的なメンテナンスをご検討ください。